2011年5月に承認された新薬「フェブキソスタット」は、アロプリノールと同じように、肝臓において尿酸の合成と関わる酵素の働きを抑制する働きをします。
より少ない薬の量でも尿酸値を下げ、通常の量でおよそ90%の患者さんが、尿酸値を6.0mg/dl以下にする効果を得ています。
使用する薬の量が少ないために、薬による副作用も少ないと推測されています。
海外において、日本よりも先に使用開始していますが、現在までに重篤な副作用の報告はありません。
また、他の薬との相互作用も少なく、安全面において期待が高い薬とされています。
ある程度以上の腎障害の人は、尿酸排泄促進薬「ベンズブロマロン」では、効果が得られず、尿酸生成抑制薬「アロプリノール」では、薬の量が増えると副作用が出やすいために、治療が困難でした。
そのような患者さんにこの新薬「フェブキソスタット」は、適しているといえます。
尿酸生成抑制薬「アロプリノール」は、腎臓から排泄されますが、「フェブキソスタット」は、肝臓で分解されて、便に含まれ排泄されるので、腎障害の人でも広く使うことができると考えられています。
尿酸生成抑制薬「アロプリノール」が合わない人にとっても新薬によって治療しやすくなると思われます。