痛風・高尿酸血症の薬について

痛風・高尿酸血症の治療

いきなり、足に激痛が起こる病気「痛風」です。 痛風は、昔日本では少ない病気でした。 しかし、高度成長期以降になると、社会が豊かになり、増加してきました。 痛風発作といわれる「痛風関節炎」は、いきなり起こるもので、血液中の尿酸が多くなりすぎたことによる「高尿酸血症」です。 血液中の尿酸値は、一般的に男女で比較すると、男性の方が高いです。 性別や年齢関係なく、7.0mg・dl超の場合、高尿酸血症と診断...

痛風・高尿酸血症と生活習慣病

尿酸値が高い人は、メタボリックシンドロームになりやすいとされています。 そして、尿酸値が高いほど心血管病が増加することがわかっています。 基本的には、痛風や高尿酸血症も生活習慣病です。 まず治療の基本は、尿酸値を上げやすくなっている生活習慣を改善することです。 尿酸値を上げないためには、プリン体や果糖を摂りすぎないように注意することです。 他にも「多量の飲酒はしない」「十分な水分摂取」「適度な運動...

痛風発作を抑制する薬

痛風の発作が起きたときは、痛風の発作を抑えるために、関節炎を抑制する薬を使用します。 その薬は、「コルヒチン」や「非ステロイド消炎鎮痛薬」「ステロイド薬」などです。 その中のコルヒチンの使用について紹介します。 古くからコルヒチンは、痛風の治療薬として使用されています。 主に痛風発作を抑制したり、軽減する効果があります。 関節炎を抑制してくれます。 薬使用のタイミングは、痛風発作の起こり始めやその...

痛風発作の治療法

痛風の発作が起きてから医療機関を受診した場合、非ステロイド消炎鎮痛剤を主に使用します。 この薬は、痛み止めとして使われているものですが、痛風による関節炎にも使用しています。 炎症がひどい時期は、パルス療法という1日から2日の短期の間に比較的多めの量を使用します。 パルス療法後も関節痛が残っているときは、通常の量でそのまま継続していき、痛みが治まった時点で中止します。 痛みを改善するために市販の鎮痛...

尿酸値を下げる薬

高尿酸血症とは、尿酸値が7.0mg/dl超の場合です。 尿酸値が基準よりも超えたからといって、薬を使った治療が必要になるわけではありません。 数値が高いだけで、痛風の発作がなければ、まずは生活習慣の改善から行います。 痛風の発作も起こっている場合は、尿酸値を下げて、蓄積している尿酸を減少させる必要があります。 その場合は、薬を使用します。 日本と欧米で薬使用開始時期を比較すると、日本での治療の方が...

痛風発作と尿酸値の関係

尿酸値を下げる薬を使用すると、痛風の発作を起こしにくくなります。 体内に結晶化して蓄積してしまった尿酸を溶かして排出するには、一定以下まで尿酸値を下げなければなりません。 尿酸値を下げるにあたって、尿酸値6.0mg/dl以下に維持することがよいとされています。 尿酸値を下げる薬の使用にあたっては、まずは最少の量から開始して、3ヵ月から6ヵ月かけて尿酸値が6.0mg/dl以下にまで下がるように少しず...

薬の選択

高尿酸血症は、「尿酸を体外へ排出する働きが低下しているタイプ」「尿酸が作られ過ぎるタイプ」「2つを合わせた混合型のタイプ」によって薬を選びます。 尿酸を体外へ排出する働きが低下しているタイプの場合、尿酸の排出を促す作用がある薬「尿酸排泄促進薬」を使用します。 尿酸が作られ過ぎるタイプの場合は、過剰に作られてしまうのであれば、それを抑える作用のある薬「尿酸生成抑制薬」を使用します。 それぞれ主に使わ...

尿酸値を下げる新薬

2011年5月に承認された新薬「フェブキソスタット」は、アロプリノールと同じように、肝臓において尿酸の合成と関わる酵素の働きを抑制する働きをします。 より少ない薬の量でも尿酸値を下げ、通常の量でおよそ90%の患者さんが、尿酸値を6.0mg/dl以下にする効果を得ています。 使用する薬の量が少ないために、薬による副作用も少ないと推測されています。 海外において、日本よりも先に使用開始していますが、現...

痛風・高尿酸血症の薬の飲み合わせ

痛風の患者さんは、他の生活習慣病にかかっていることが多いです。 そのため、痛風の薬以外にも高血圧や脂質異常症などの薬を使用することが多く、薬の併用が考えられます。 そのなかには、尿酸値にも影響しやすいような薬もあります。 降圧薬の利尿薬は、尿酸値を上げてしまいます。 最近は降圧薬に少量の利尿薬が配合されている合剤もありますが、そのような薬でも尿酸値は上がります。 ですから、降圧薬変更後に尿酸値が上...

尿アルカリ化薬とは

痛風になると尿路結石を合併して起こりやすいです。 そのため、その尿路結石を防ぐために、「尿アルカリ化薬」を使うことがあります。 尿アルカリ化薬には、「クエン酸製剤」「炭酸水素ナトリウム」などがあります。 尿酸が蓄積しやすく、結石を作りやすいため、尿酸の排泄量が多い人は、尿をアルカリ化性にして結石をできにくくします。 特に、尿酸排泄促進薬を使用している人は、尿酸が増加して尿路結石ができやすくなります...

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